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<FOLLOWERS>蜷川実花監督らしさが光るパーティーシーンのセットに潜入 - ニコニコニュース

2月27日(木)に配信が開始される蜷川実花監督によるNetflixオリジナルシリーズ「FOLLOWERS」。蜷川監督にとって初のドラマ作品となる本作は、東京を舞台に、成功を手にした女性たちと、無限の可能性を秘めながらも、いら立ちと根拠のない自信の間を行ったり来たりするまだ“何者でもない”若者たちの人生が、SNSを通じて交錯していく様子を描く。

【写真を見る】スタジオの広さが際立つ!パーティーシーン撮影風景

主人公の人気写真家・リミを中谷美紀、女優を夢見て上京するものの、全く芽が出ないなつめ池田エライザが演じる。

リミが華やかな有名人であることを印象付けているのが、リミが受賞した、世の中に最も影響を与えた女性に贈られる「Women of the Future Awards」の受賞パーティーシーン。その会場には、なつめアルバイトのウエイターとして参加。パーティーに集う一流の芸能人たちに、なつめやその仲間たちが目を輝かせる様子が描かれる。

今回、そのパーティーシーンが撮影されたセットを見学した。

■ 一際目を引く桜は作中でも重要な存在!?

まず驚いたのが、スタジオの広さだ。開放感抜群のスタジオには、作中で芸能人たちがまばゆいばかりのフラッシュを浴びながら歩くいていたレッドカーペットから、水が張られた大きな池、そして目を引く一本の大きな桜があり、その奥にはリミが受賞コメントを披露した部屋も広がっていた。

その中でもやはり印象的だったのは、中央に位置した桜の木である。この桜は池の水にも反射し、存在感を一層際立たせていた。

作中では、リミとなつめが川沿いに咲く桜を撮影し、それぞれがInstagramに投稿する。一瞬にして100以上もの“いいね”の通知が来るリミと、全く反応がないなつめスマートフォン。桜は、2人のフォロワー数の差や、立場の違いを明らかにする存在とも感じられた。

また、スタジオ内の壁やカーテンなどはスクリーンとして映像が映し出され、それらがパーティー会場のきらびやかさを増幅させていた。

そのカーテンを開けると、奥には、赤をテーマにした蜷川監督らしい装飾が施された部屋が広がっている。そこは、一面真っ赤ながらも毒毒しさはなく、バラなどから成る繊細な装飾によって、女性らしさも感じることができる空間だった。

この場で憧れのリミと接近のチャンスをつかむも、声を掛けることができなかったなつめ。そんななつめとリミの運命は、ひょんなことをきっかけに交錯し、それぞれの人生を大きく動かしていく。

ファッションへのこだわり

このパーティーシーンは、4日間かけて約630人のエキストラと共に撮影が行われたという。スケールの大きさにも注目だが、それぞれのキャストが身にまとうファッションジバンシイやGUCCIなどハイブランドドレスにはじまり、TiffanyやTASAKIといった高級ジュエリーChristian LouboutinやStuart Weitzman(スチュアートワイツマン)などの高級シューズが使用されているとのこと。

蜷川監督は、作品を通してファッションにかなりこだわったそうで、それぞれのキャラクターの衣装を選ぶ際にも、「『この人はこの服は着ないよね』『この子はこのブランドのバッグは持たないだろう』とか、キャラクターを作っていくうえで本当に何回も何回も打ち合わせをしました」とコメント

さらに、「例えば携帯ケース一つとっても、『この時期のなつめだったらきっとこれを選ぶはずだ』とか、『携帯の画面が割れていても直せないね』とか。売れてくるとマークジェイコブスのちょっといい携帯ケースに変わっていたりするんです」と語っており、細かな持ち物にまで注目して見てみるのもよさそうだ。

また本作の舞台は、現代の東京。その理由について蜷川監督は、「海外のブランドトップクリエイターたちが日本に来て、東京をテーマにいろんな映像を撮ったりしていて、悔しかったんですよね。『外から見たらこう見えるかもしれないけど、本当はこうだよ』と思ったり、『こんなにかっこよく撮っているのなら、私だって撮りたい』と思ったりもして」と、東京生まれ東京育ちの蜷川監督にとって、満を持して撮影に臨んだ作品であることを告白。

主演を務めた中谷も蜷川監督と同じく東京出身だが、現在は海外で暮らしている。中谷は、「私たちが想像する以上に、東京や日本は世界中から注目されている場所なんだなとあらためて気付かされました。日本人でも訪れたことがないような場所を海外の方のほうがよくご存知で、とても恥ずかしく感じることがあります。とても魅力的な場所に生まれ、魅力的な場所で演じることができているんだなというふうに思います」と日本への見方が変わったことを明かした。

最後に、蜷川監督は本作の見どころを、「口当たりがいいドラマではないかもしれないですが、今までにない新しい女性像が描かれていて、あるエリアの方たちにとってはリアリティーのあるドラマになっているんじゃないかなと思います。まずは試しに見ていただいて、そしてできれば3話、4話くらいまで見てから、その先に進むか進まないかを決めてもらえたらうれしいです(笑)。よろしくお願いします」とアピールした。

■ 「FOLLOWERSあらすじ

気鋭の写真家として常に第一線を走り続けるリミ(中谷美紀)。華やかな世界で生きるリミの周りには、公私ともに一番の理解者であるマネジャーのゆる子(金子ノブアキ)、実業家として手腕を発揮するエリコ(夏木マリ)、人気歌手・sayo(中島美嘉)の敏腕マネジャーあかね(板谷由夏)といった頼もしい”女子会”仲間がいる。

仕事もプライベートも一見至って順調なリミだが、実は「子供が欲しい」という唯一かなえられない夢を持ち続けていた。

「結婚も同居もなし。求めるのは優秀な遺伝子だけ!」そんな独特かつシンプルな思いで仲間の協力を得ながらパートナー探しを始めるが、現実は厳しい。気付けば何年も決まった恋人がいないリミだったが、バツイチになっていた元カレ・民生(浅野忠信)との再会で久々に心がときめくのだが…。

一方、女優を夢見て上京するものの、全く芽の出ないなつめ(池田エライザ)。密かになつめに思いを寄せる画家志望のサニー(コムアイ)、彼女たちを優しく見守るノリ(ゆうたろう)らと、悶々とした日々を過ごしている。

ある日、リミが担当したCM撮影で人気女優のスタンドインとして起用されたなつめは、スタッフの傲慢な態度にブチ切れ、指示とは全く違う動きをしてしまう。その姿に若いころの自分を重ねたリミは、思わずシャッターを切る。リミがSNS上にその写真をポストしたことから、なつめの運命が大きく動き始める。

ひょんなことで出会った人気YouTuber・ヒラク(上杉柊平)も彼女をつき動かし、なつめは驚くほどのスピードで人気女優への階段を上り始めるのだが…。(ザテレビジョン

「Women of the Future Awards」を受賞し、スピーチをするリミ(中谷美紀)

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February 05, 2020 at 10:15AM
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