「吉本は現在、自治体や政府など公の仕事を全社的に進めている。反社会勢力との接点があれば問答無用ということなのでしょうが、入江本人も“クビ”は寝耳に水だったとか。弁明の余地もなかったそうです」(芸能関係者)
お笑いコンビ・カラテカの入江慎也(42)が、所属していたよしもとクリエイティブ・エージェンシーを6月4日付で契約解消となったことが6日に発覚した。
契約解除の理由を報じているのが7日発売の写真誌「フライデー」。同誌によると、2015年に男女計40人が逮捕された悪質な振り込め詐欺グループが14年末に催した忘年会に入江をはじめ、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)らが出席。この場に芸人らの出席を仲介したのが入江だったというのである。
「もちろん入江自身が犯罪に手を染めたわけじゃない。ただ、今のよしもとは島田紳助さんが暴力団との密接交際を公表して引退した件があるため反社会勢力との交際は何があってもNG。入江はかなりの親密交際だったため即クビ。頼まれて宴会に出た芸人は厳重注意となった」(スポーツ紙芸能デスク)
入江といえば、横綱・白鵬(34)を筆頭にスポーツ界、政財界まで幅広い人脈を持つことで知られている。その人脈を生かしてコンサルティング会社「イリエコネクション」を起業。5月12日放送の「マルコポロリ!」(関西テレビ)では現在20社とコンサル契約を結び、年商は1億円を達成したことを明かしていた。
しかし、同誌によると、くだんの忘年会は事務所を通さず直接収入を受け取る“闇営業”。芸人1人当たり100万のギャラだったというが、同誌に直撃された宮迫は入江からギャラを受け取っていないことを主張した。
「“闇営業”の収入は領収書のない金なので、おそらく申告していないのでは。それを繰り返しているとしたら、脱税にあたります。今後、国税局が入江さんの金の流れに目を付けるのではないか」(税理士事務所関係者)
入江自身は“友達5000人”とも吹聴していた自慢の人脈がアダとなった形だが、戦々恐々なのは、身に覚えのある芸人たちである。
「吉本はギャラが安いことをネタにするくらいですが、その分、事務所を通さない“闇営業”をしている芸人なんてゴマンといます。ただ、営業のギャラの原資が詐欺などの犯罪かどうかなど芸人にはわからない。もし、入江の一件がよしもと追放の基準になるのであれば、しかも数年前まで遡ってというのなら抵触する芸人は片手どころじゃない」(芸能関係者)
入江ショックがお笑い界全体に波及している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00000036-nkgendai-ent
2019-06-07 07:23:30Z
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