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「架空OL日記」バカリズム脚本&主演で映画化!ドラマ同様これといった事件は起きない(コメントあり) - ナタリー

バカリズム主演ドラマ「架空OL日記」の映画化が決定した。ドラマ版同様、住田崇が監督を務め、バカリズムによる脚本、主演で2020年に公開される。

2017年に放送されたドラマ「架空OL日記」(読売テレビ・日本テレビ系)は、バカリズムがOLになりすまして書き綴ったブログ本「架空OL日記」(小学館文庫)を原作とした会話劇。銀行に勤めるOLたちのなんてことない日常をリアルに描き、バカリズム自身が主人公の「私」を演じたことでも話題となった。

映画化決定に際し、バカリズムと住田監督のコメントが到着。バカリズムは「ドラマ版と同じ世界で、その世界が壊れないように。これといった事件は起きないのですが、見る人が心地好く、ずっと見ていられる作品だと思います」と語っている。住田監督が予告している新キャラクターやそれを演じるキャストなど、続報に期待しよう。

ドラマ「架空OL日記」は「第55回ギャラクシー賞」テレビ部門で奨励賞を獲得。脚本を担当したバカリズムも同アワードの特別賞に輝いたほか、この作品でテレビ界において優秀な脚本家に贈られる「向田邦子賞」を受賞している。

バカリズム コメント

──ドラマ版から2年。映画化が決まった今の率直な気持ちを聞かせてください。
そのうちやれるとは思っていましたが、率直な気持ちとしては、うれしいです。その一言ですね。

──劇場版の脚本を執筆されるうえで気をつけたことは?
特にはないですね。逆に、映画だからといって変えることないようにしました。ドラマ版と同じ世界で、その世界が壊れないように。ドラマ版を見ていた人もすんなりと作品に入れるように心がけました。ドラマ版と一緒で、これといった事件は起きないのですが、見る人が心地好く、ずっと見ていられる作品だと思います。

──いよいよ撮影が始まりました。意気込みをお願いします。
正直意気込むようなタイプの作品ではないのかなと思っています。意気込むと、リアルではなくなってしまうので、普通に生活している様子を見せられたら、と思っています。

住田崇 コメント

──映画化が決まった今の率直な気持ちを聞かせてください。
深夜ドラマでひっそり好きなことをやろうからスタートしたのが映画化なんてすごくうれしいです。(本作は)バカリズム脚本史上、一番クレイジーな作品かと。そのクレイジーさを丁寧に紡ぎたいです。

──ドラマ版との違いや映画ならではの見どころを教えてください。
ここで大々的にドカーンとぶち上げられればいいんですが……正直ありません(笑)。ドラマ同様、淡々とOL生活を描きます。ただ面白いです。そして新キャラクターも登場しますのでご期待ください。

──いよいよ撮影が始まりました。意気込みをお願いします。
気負わず、楽しく、努めます。

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2019-06-06 22:00:00Z
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