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ORICON NEWS:フジ新社長がお披露目 遠藤周作の息子・龍之介氏「愛される局としてこの会社を成長させたい」 - 毎日新聞

情報提供:ORICON NEWS

(左から)フジテレビジョン新社長・遠藤龍之介氏、フジ・メディア・ホールディングス新社長・金光修氏 (C)ORICON NewS inc.
 フジ・メディア・ホールディングスおよびフジテレビジョンは7日、都内の同局内で会見を行い、両社ともに代表取締役社長が交代することを発表した。新社長は金光修氏(フジ・メディア・ホールディングス)、遠藤龍之介氏(フジテレビジョン)が内定。2017年6月から社長を務めていた宮内正喜氏は会長に昇任する。ともに6月末の株主総会および取締役会を経て正式決定となる。

【写真】社長交代会見で気合いの入った”ガッツポーズ”をする遠藤龍之介氏&金光修氏

 遠藤氏は現在62歳で父に作家・遠藤周作を持つ。慶應義塾大学卒、1981年にフジテレビ入社。編成局部長、広報局部長を経て2013年に専務取締役、2017年より専務取締役、社長補佐担当を務める。「フジテレビの視聴率を回復させ、その結果として業績を伸ばす」ことをミッションとして挙げた遠藤氏は、昨年後半から視聴率も上昇傾向にあることに触れ「この流れを断つことなく、以前のように愛される局としてこの会社を成長させたい」と掲げた。

 そこで「実際に行うのはたやすくない。そのために、まず行わなければいけないのが、この会社で働いてくれる人の気持ちの改革。一般的に過去に成功した企業が陥りやすいのが疾病“慢心”“保守性”。やはりこの部分にメスを入れなくてはいけない。この2年間の会社のコピー『変化は進化』は社員の気持ちのなかにその概念は浸透している。今回はその第2フェーズとして何をどう変えていくのかを具体化させることが当面の任務。今まで以上にメディアホールディングとも協調を図っていかなければ」と力を込めた。

 一方で遠藤氏は視聴率的にはこれまで厳しい状況が続いていたことに触れ「かつて時代の心をきちんとつかんでいた我々がだんだんと時代についていけなくなったことは否めないこの数年で、数々の長寿番組を打ち切らざるをえなかったことはそのあらわれ」と冷静に分析しつつ「昨年後半からトライ・アンド・エラーを繰り返しながら挑戦が始まっている。昨年後半から数字が上向きになっているのもその兆し」と前向きに明かした。

 また、好きな本を尋ねられると「著者は忘れたんですけど『沈黙』という小説です。映画を観てマーティン・スコセッシは素晴らしいなと」と亡き父の作品を挙げるユーモラスな一面も。周作氏については「何を言ってもストレートに返してくれないひと。真面目なこと言っても皮肉や笑いで返される。ただ、彼はいつも弱き者の視点に立ち、人のおごりを憎む人。私に対するアドバイスをくれるのであれば聖書の言葉なんて引用して真面目にしゃべってくれるような気がします。『ローマ人への手紙』ですかね」と話した。

 金光氏は現在64歳。早稲田大学卒、1983年にフジテレビ入社、BSフジ、経営企画局長を経てFMH取締役、この2年間は遠藤新社長とともにフジテレビ専務取締役を務めてきた。「今後も遠藤社長とタッグを組んでフジ・メディア・ホールディングス、およびフジテレビの成長と発展のために全力を尽くす所存です」とあいさつした。

情報提供:ORICON NEWS

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https://mainichi.jp/articles/20190607/orc/00m/200/043000c

2019-06-07 05:52:00Z
52781757299451

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