【集合ショット】市井昌秀監督、甲田まひる、MEGUMIも出席
「映画が公開されることが当たり前と思っていた」という草なぎだが、今回の経験を経て「何事ものなく公開される映画は、幸せなんだなと思っています」としみじみ。駆けつけた観客に向けては「デリケートな問題はありますが、去年の夏に僕たちがかけた熱い思いは、みなさんの心に触れるものがあると思います」と呼びかけていた。
同作は、主演の草なぎをはじめ、新井被告、MEGUMI、中村倫也、尾野真千子ら豪華キャストが顔をそろえた。物語は、2000万円を銀行から強奪し、一時世間を騒がせた鈴木一鉄(藤竜也)と、その妻・光子(榊原るみ)の夫婦。事件から10年経った2018年夏、事件後に行方不明になった両親の仮想葬儀で財産分与を行うため、どんな仕事も長続きしない小鉄(草なぎ)が妻・美代子(尾野)と娘・ユズキ(甲田まひる)を引き連れて実家へ戻る。再び集結した鈴木家を中心に大きな騒動が巻き起こる。
締めのあいさつでも「何度も言いますが、公開できることに幸せを感じている。お蔵入りになることが悲しいことだったので、皆さんに本当に感謝しています」と草なぎ。メガホンを取った市井昌秀監督監督は「欲望がむき出しの映画になっている。人間の煩悩の数と同じ108分間の映画をじっくりと楽しんでください」とアピールした。
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2019-08-31 06:17:00Z
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