イングランド・プレミアリーグのエバートンに所属するU-21イタリア代表FWモイゼ・キーン(20)がエロいハウスパーティーを主催し、クラブから厳しい処分を受けることになった。26日、英紙ミラーなど複数メディアが報じた。

ロックダウン(都市封鎖)中、キーンが自ら複数人出席のハウスパーティーを主催し、その模様のスナップチャット動画が流出。女性ゲストが男性ゲストの太ももの上でクネクネと腰を振るエロチックな「ラップダンス」を踊り、その映像には「検疫済み」というキャプションがつけられていた。

英紙ザ・サンはキーンの関係者の話として「乱れたパーティーは朝まで続いた。プレミアリーグのスター選手は高い給料なのに働いていない。失業する人や給与カットをしている人たちにとって腹立たしいことは間違いない」とコメントした。

所属先のエバートンは驚きと激怒の声明を発表した。「主力選手がコロナウイルスの危機に関する政府とクラブの方針を無視した事件を知ってびっくりしました。選手に失望したことを強く表明し、完全に容認できない」とコメント。キーン本人も謝罪しているが、ミラー紙によると、罰金処分が科される見通しだ。

昨夏、セリエAユベントスから移籍したキーンだが、今季は中断前までで26試合1得点と満足いくゴール数を挙げていなかった。