エイマックス・インターナショナル・ホールディングスから社名変更した香港のセンチュリー・エンターテインメント・インターナショナル・ホールディングス(世紀娯楽国際控股有限公司)が、カンボジアのポイペトにあるゲンティンクラウンカジノのVIPルーム運営のためにカンボジアのクラウン・リゾーツと間で結んだリース契約を終了した。
11月が期限のこのリース契約では、センチュリー・エンターテインメントは月額50万元(約75万円)から60万元(約900万円)の料金を支払ってゲンティンクラウンにある13台のVIPテーブルを運営する契約だった。同社はその後、同VIPルームの運営を第三者事業者に外注し、その際、同事業者は2006年から2011年までマカオにあるギリシャ神話カジノを、そしてシンガポールとサイパンでゲーミング事業を運営していたと説明した。
水曜、センチュリー・エンターテインメントは、クラウン・リゾーツ(同名の豪カジノ企業とは無関係)との間で相互合意に達し、2020年6月1日からそのリース契約を終了すると述べた。その中には、現在および今後の一切の請求、コストおよび経費の全面免除も含まれている。
今回の決定は、カンボジアのフンセン首相が、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために国内にある全カジノの2020年4月2日からの休業を命じたことを受けたもので、その命令は現在も実施されたままになっている。
センチュリー・エンターテインメントは、「リース契約が2020年11月30日に期限を迎えること、そしてリース契約の期限までの間にVIPルーム営業の再開に影響を及ぼす様々な要因を考慮した結果、当社は補償なしで同リース契約を早期解除するための解除契約を結ぶことが、当社にとって新型ウイルス流行期間中のグループの現金支出を最小化する、そして一時休業が当グループに与える影響を最小に抑えるための好ましい機会であると考えている」と述べた。
同社はまだ、その会長兼CEOである呉文新(Ng Man Sun)氏が所有するシアヌークビルの施設にある4つのVIPテーブルの運営は行なっている。
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May 26, 2020 at 07:27AM
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