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新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるギャラクシーエンターテインメントグループ第2四半期の調整後EBITDA はマイナス14億香港ドルへ - IAG Japan

 2020年6月30日までの3カ月、ギャラクシーエンターテインメントグループ(GEG)の調整後EBITDAはマイナス13億7,000万香港ドル(約188億8,250万円)、2019年第2四半期の43億3,000 万香港ドルから91%減へと低下した。

 コロナ禍において、今四半期中に厳しい入境制限が執行され、マカオのあらゆるゲーミング事業者が同じように大幅な減少を経験している。

 2020年第2四半期および半期業績を木曜日に発表したGEGは、グループ全体のゲーミング粗収益(GGR)は4億8,500万香港ドルで、前年同期と比べて97%減少した。この中にはマステーブル部門GGRの1億3,800万香港ドルの98%減、VIP GGRの3億1,500万の96%減、電子ゲーミングGGRの3億2,000万の96%減も含んでいる。

 GEG会長ルイ・チェ・ウー博士は「新型コロナウイルスへの対応で、中国本土、香港、マカオでは旅行制限やソーシャルディスタンスなどが必要となり、第2四半期および2020年上期の業績に大きな影響を及ぼしました。

 これらの制限により、マカオへの訪問者数が大幅に減少し、当社の収益も減少しました。収益が最小となっていても、人件費は継続的に発生することから、GEG の当四半期の EBITDA がマイナス14億香港ドルでした。

 一方、マカオ政府と中国広東省政府が、昨日付けで、珠海市民および珠海市在住カード所有者の個人訪問スキーム(IVS)と団体旅行を解禁し、旅行需要の喚起に取り組み始めたことを嬉しく思っています。

 これらは重要かつ前向きな動きではありますが、市場がどれだけ早く回復するかについてコメントするのは時期尚早といえます。今後は、パンデミックによるさらなる逆風に向き合わねばならないと想定され、業績へ大きな影響となることでしょう。しかし、中長期的については、マカオ市場全体とGEGの業績の見通しについては楽観的です」と述べた。

 全グループの業績を反映して旗艦施設であるギャラクシー・マカオのは前年同期比は前年同期の32億4,000万香港ドルの利益に対して、調整後EBITDAがマイナス11億7,700万香港ドル。ゲーミングの運が味方して1,200万香港ドルで四半期の調整後EBITDAを後押しした。

 ギャラクシー・マカオのGGRは3億2,900万香港ドルの97.6%減で、のホテルの客室稼働率は4%。

 同様に、スターワールド・マカオは調整後EBITDAがマイナス3億600万香港ドル、GGRが1億300万香港ドル。一方、マス分野のみのブロードウェイ・マカオの調整後 EBITDA はマイナス5,200万香港ドルでGGRが100万香港ドル。

 シティ・クラブの調整後EBITDAは200万香港ドルで、前年同期比93%減少、全四半期比88%減少でGGRは5,200万香港ドル。

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August 12, 2020 at 02:00PM
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