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アジア・パイオニア・エンターテインメント、マカオで「スポーツ関連エンターテイメント」に進出へ、越ホイアナでは新たな設備導入を明かす - IAG Japan

 マカオを拠点にする電子ゲーミング設備販売会社、アジア・パイオニア・エンターテインメント・ホールディングス(APE)が、スポーツエンターテイメントに進出する。

 APEは金曜、声明を出し、完全子会社であるAPEスポーツ・アンド・エンターテインメントを通じたマカオでのスポーツイベントのスポンサーやプロモーションおよびスポーツエンターテイメント場の運営など、「スポーツおよびスポーツ関連エンターテイメント事業」を開始する計画を説明した。同社は、これにどのスポーツが含まれる可能性があるのか具体的な情報は明かさなかった。

 しかしながら、同グループが積極的に新しい機会を模索して収入源を多様化するよう取り組んでいるとは述べた。

 同社は、「健康への意識の高まり、そしてマカオでのスポーツイベントへの需要の高まりを考慮し、当社取締役会は、新事業を開始することで、グループは収入源を多様化し、財務業績を強化できる可能性があると見ている」と述べた。

 APEは最近、新型コロナウイルス感染拡大の結果、新規注文の低迷およびその他の注文取り消しによって収益が70.1%減少し、その結果20年第1四半期に損失が410万香港ドル(約5,670万円)に増加したことを報告した。

 同社はこれまで、ランドベースカジノへの電子ゲーミング設備(EGE)の技術営業および販売、EGEの修理およびスペア部品の販売、EGEの納入業者または製造業者へのカジノゲーミング供給業者市場に関するコンサルタント業務、改修されたEGEの販売、EGEのリース販売またはリースに携わってきた。

 新規事業を明かした同日、APEは、サンシティがベトナムに開発したホイアナで、限定プレビューオープンを前に同社の電子ゲーミング設備一式を導入したことも発表した。

 設置された製品には、スピンテックの8人プレイ用ルーレット『Karma II』や、コナミのリンク型プログレッシブスロット『Dragon Victory』などが含まれる。

 APEのハーマン・ウCEO兼執行役員は、「我々は、当社の統合されたカスタム製品一式をサンシティのホイアナに納入できたことを誇りに思う。

 マカオをはじめとするアジアの他の地域にあるランドベースカジノ向けトータルソリューションプロバイダーとして、我々は、この象徴的なプロジェクトに参加し、世界中からのプレイヤーに当社の製品を披露できることを非常に楽しみにしている。APEにとってベトナムでの展開を拡大することは戦略的な動きだ」と述べた。

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June 29, 2020 at 08:06AM
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